愛知県は「ひつまぶし」が名物なだけあって、かなり多くの鰻屋さんがあります。
愛知県内でも指折りの美味しいと評判の「うな川」。
その噂のお味をいただきに、いざ参入しました!
お店の雰囲気
お店に入る前から、うなぎを焼いているいい匂いが漂っていました!
中に入って印象深いと感じたのは、技巧的な欄間や日本人形です。
うなぎとは全く関係なさそうですが、和風の雰囲気をとても大事にしている店主のポリシーが伝わってきました。
そして、完全禁煙なのも、うれしいところ!
店内は席数約40席。テーブルと座敷があります。
ただし、座敷は掘りごたつではないので、足の悪い方や正座がつらい方はテーブル席がおすすめです。
自慢の秘伝のタレ&やわらかくパリッとした鰻
私はうな重を注文しました。
うな重 4100円
うなぎが重箱に入れられているから、うな重。
うな重には肝吸いがつきます。
うな川の秘伝のタレ
うなぎの秘伝のタレって、ずっと漬け続けているわけですから、不思議ですよね。
こちらのタレはくどくなく、どちらかというとあっさりめ。
しっかりと味がついていて、甘みもあるけれど、甘すぎないのが特徴。
あっさりしているがゆえに、山椒はごく少量が適当でしょう。
くどいタレではないので、山椒をかけすぎると鰻の味が消えてしまいます。要注意!
うなぎの焼き方
うな川のうなぎの焼き方にも注目!
うなぎ自体はなかがふわふわっとやわらかいのに、外がバリっと香ばしく焼かれています。
蒸した鰻をバリバリと焼いているような感じで、とても美味しいです。
白焼きと蒲焼きをミックスした焼き方でしょうか。
それにしても、うな重はボリュームがありすぎ(笑)もうおなかパンパン。
香物の奈良漬けは味がやや強めです。
うな川のこだわり
うな川のこだわりをピックアップしてみました。
・愛知県の足助産の炭を使用して、鰻を焼く。
・白米は秘伝のタレと合うものを選別している。
・趣深い欄間や完全禁煙体制など鰻を美味しくいただける店内にしている。
・季節ごとの鰻の状態に合わせて、食べやすく提供している。
そのほかのメニュー
そのほかのメニューです。丼もなかなかのボリュームです。
上丼 3200円
並丼 2400円(小 1600円)
まぶし 3500円(まぶし小 2500円)
長焼定食 4100円
うなぎ定食 3400円
刺身定食 1300円
鰻は売り切れ次第終了とのこと。
鰻にまつわる豆知識
うなぎのさばき方に「背開き」と「腹開き」があるのをご存知でしょうか?
この語源は武士の活躍した時代にさかのぼります。
もともと関東では背開き、関西では腹開きという習慣があったのです。
今は地域による違いはさほどなくなりつつありますが。。。
関東の方で「腹開き」というと「切腹」することと意味するのではないかということから、縁起が悪いと考えられていました。そのため、「背開き」するようになったとか。
一方、関西の腹開きは関西人の気質と関係しています。よく腹を割って話す…ということわざが意味するように、関西人のオープンな性格を表していますね。
さて、名古屋はどちら寄りなのでしょうか?腹開きのほうが多いのかな…という印象ですが、実のところはよくわかりません。
アクセス
日進市赤池にありますが、地下鉄鶴舞線赤池駅からは徒歩圏内ではありません。
車かタクシーがおすすめです。駐車場は21台。
住所 | 〒470-0126
愛知県日進市赤池町モチロ 220 61 モチロ |
電話番号 | 052-801-8092 |
公式サイト | うな川 |
営業時間 | 昼11時30分~14時30分
夜17時00分~20時30分 ※昼夜ともに閉店30分前オーダーストップ |
定休日 | 月曜日・第3火曜日(祝日の場合営業・翌日休み) |
まとめ
日進市赤池にある「うな川」でうな重をいただきました。
・創業以来の秘伝のタレが自慢(甘すぎず、あっさりとしている)
・うな川の鰻は中がふわふわしていて、外がパリッと焼いてある
(白焼きとかば焼きをミックスしたような焼き方)
お読みくださり、ありがとうございます!