台風11号(ハイクイ)2023の進路予想は?気象庁と米軍JTWCの予想を比較!

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台風9号(サオラ―)と台風10号(ダムレイ)の間の熱帯低気圧がついに台風11号(ハイクイ)と名前をつけられ、日本の南海上で急速に勢力を増しています。

この暴風の”新星”が、本州の関東地方や関西地方に上陸する可能性はどれほどあるのでしょうか?

本記事では、その答えを求め、台風11号の最新の動きを追っていきます。

進路予想だけでなく、この台風の勢力(強さ)とその規模、そして最も気になる本州(特に関東と関西地方)への接近や上陸の可能性についても詳しく解説します。

具体的には、次のような気象情報源からのデータを基にしています。

  • 気象庁:日本政府の公式な進路予測
  • 米軍合同台風警報センター(JTWC):アメリカ軍の独自の予測手法による進路予想
  • Windy:気象データを美しいインターフェースで提供する気象サービス

これから台風シーズンが本格化してくる中、ダブル台風どころかトリプル台風のような現象も予想されます。

そのため、今後の天気動向には特に注意が必要です。

それでは、一緒に見ていきましょう!

目次

気象庁2023年台風11号の最新情報

8月28日午前9時現在、マリアナ諸島で台風11号(ハイクイ)が発生しました。

台風はこの後、徐々に勢力を強めながら西へと進み、今月31日以降、沖縄地方に接近する恐れがあります。

台風11号は8月28日午後22:05現在、中心気圧は998ヘクトパスカルで西の方向へゆっくりと進行していくと予報しています。

【8月28日22時05分 気象庁発表】
台風第9号は、マリアナ諸島に位置しています。
■中心の気圧:998ヘクトパスカル
■中心付近の最大風速:18メートル
■最大瞬間風速:25メートル

上の図の赤い円は、24時間以内に熱帯低気圧に変わる可能性の高いものです。

ちょうど台風9号(サオラ―)、台風10号(ダムレイ)、台風11号(ハイクイ)が押し寄せているので、十分に気をつけましょう。

ハナララ

トリプル台風だね!?台風11号の名前は「Haikui(ハイクイ)」。これは「イソギンチャク」という意味だよ。


【台風11号】米軍合同台風警報センター(JTWC)の進路予想は?

こちらはハワイの米軍が運営するJTWCが提供している台風情報です。

アメリカ政府機関による使用を目的としていますが、一般の人も見ることができ、6時間おきに情報が発表されます。

ただし、時刻表記が協定世界時刻なのでの本時間に直すには、9時間加えなければなりません。

下の図の「93W」が台風になるかもしれない熱帯低気圧。

ピョン子

日本の気象庁は基本的に台風になる前の状態、つまり熱帯低気圧の情報は発表しません。だから、JTWC(米軍合同台風警戒センター)の方が、台風が発生する前の”たまご”段階で早く情報をキャッチできますよ!!

引用元:米軍合同台風警報センター(JTWC)

その後、下の図になると、93Wは赤の矢印に変わりました。

よくみると、赤矢印“TS10W HAIKUI”という表示が!

つまり、気象庁でも発表されている台風11号がJTWCでも確認されたことを表しています

「ISSUE TIME:28/0930Z」は現地時間で8月28日9:30(日本時間8月28日18:30)

ハナララ

現地時間に+9時間すると、日本時間です。

ピョン子

このように熱帯低気圧から台風に変わると、TD,TSと表示され、矢印が描かれるよ!

引用元:引用元:米軍合同台風警報センター(JTWC)

「ISSUE TIME:28/1800Z」は現地時間で8月28日9:30(日本時間8月28日18:30)

スクロールできます
〇の色〇の見方
LOW(黄色)24時間以内に熱帯低気圧(台風を含む)になる可能性は低い。
MEDIUM(オレンジ)熱帯低気圧(台風を含む)になる可能性は高いが、24時間以上かかる。
HIGH(赤)24時間以内に、熱帯低気圧(台風を含む)になる可能性が高い。
SUB TORPICAL (水色)台風と熱帯低気圧の中間。
赤い矢印台風もしくは熱帯低気圧

表記の基準は以下の通りです。

米軍JTWCの基準

TD:温帯性低気圧・熱帯低気圧(最大風速11m/s以上)
TS:台風(最大風速17m/s=34ノット以上)
TY:強い台風(最大風速32m/s以上)
STY:スーパー台風(最大風速67m/s以上)

図のように、TD,TSと表示され、矢印が描かれたら、台風が存在するということです。その後の動きを注意する必要がありますね。

台風11号の進路をWindyの最新情報

チェコの企業が提供しているリアルタイムの台風情報を「Windy.com」で確認してみましょう!

ハナララ

WindyのデータはECMWF(ヨーロッパ中期予報センター」のものが使用されています。

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