ラグビーニュージーランド代表のハカの意味は?踊る理由や種類を解説

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2023年9月8日に、ラグビーワールドカップが始まりましたが、いよいよ決勝を迎えます。

ニュージーランドは開幕戦でも登場しました。

開幕戦は開催国フランスvsニュージーランド

オールブラックスが本領発揮して、決勝に残りました!

決勝戦はニュージーランドvs南アフリカ
2023年10月29日(日)4:00~

ハナララ

ニュージーランド代表といえば、ラグビーの強豪国で「オールブラックス」と呼ばれていますね。

ピョン子

うんうん、日本にもニュージーランド代表のファン多いよね。

ハナララ

とくに、ニュージーランドの試合は始まる前にも注目だよね!

ピョン子

そうそう、すごく迫力だよね。「ハカ」っていう儀式を目の前で見たら、怖くなっちゃうよね!

そう、オールブラックスが試合前に行う「ハカ(HAKA)」という儀式。この伝統的なマオリのダンスは、試合開始前に行われ、そのパフォーマンスは世界中の人々を魅了しています。

この記事では、そのハカがどのような起源を持ち、どうしてニュージーランド代表(オールブラックス)の選手たちが試合前に行うのか、そしてその歌詞が持つ深い意味について探っていきます。

この記事を読んで分かること

・ラグビーワールドカップ2023開幕戦のハカ
・ニュージーランド代表(オールブラックス)のハカの意味は?
・ニュージーランド代表(オールブラックス)のハカを踊る理由は?
・ハカの種類は?
・動きに込められた意味について

【決勝戦のテレビ放送・ネット配信】
①テレビ放送

・日本テレビ系列
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②ネット配信
J SPORTSオンデマンド

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それでは一緒に見ていきましょう!

目次

ラグビーワールドカップ2023開幕戦で披露したハカ

https://www.youtube.com/watch?v=Mr9G_zKoMmg

2023年ラグビーワールドカップの開幕戦(フランスvsニュージーランド)の開始前に行われたハカです。

ハナララ

強豪国同士だから、激アツでしたね!
この日のハカは「カパオパンゴ」!

ピョン子

初戦から武器付きだよ~!!!かなり魂込めてたね!

オールブラックスのハカの意味は?

ハカは、ニュージーランドの先住民マオリ族によって行われていた伝統的な儀式。「HA」は息、「KA」は炎を意味するので、全身からエネルギーを放出するようなダンスです。

ポりネシア諸島の国々では、戦いの前になると、味方同士の士気を高めて、相手を威嚇するウォークライという踊りをする習慣がありました。

マオリ族にとってのウォークライは「ハカ」だったのです。

マオリ族にとって、ハカは神話や伝説、先祖から受け継いだ価値観を表現する重要な手段です。この踊りは、戦いの前、マオリのコミュニティでの出来事や祭り、結婚式などでも行われてきました。

オールブラックスがハカを踊る理由は?

ニュージーランド代表(オールブラックス)が試合の前にハカを行うのは、敵に対する威嚇や敬意を表すためです。

ハナララ

私はずいぶん前に愛知万博で、マオリ族のハカを見たことがあったよ!間近で見ると、凄い迫力だった!

ピョン子

そうだろうね。試合前に目の前で敵にハカをやられたら、倒れちゃいそうだよ(笑)~。

それから、ハカには自分たちのチームのメンバーを鼓舞し、団結力を高めるという目的がありました。

試合前にはおなじみの光景ですが、ニュージーランドという国のアイデンティティを、世界に向けて発信する機会でもありますよね。

ハカの種類は?

ハカにはいくつかの種類があります。ラグビーのオールブラックスのハカは2種類。

・カマテ(Ka Mate)
・カパオパンゴ(Kapa o Pango)

通常のハカは「カマテ」 。

一方、カパオパンゴ(Kapa o Pango)は因縁の相手と戦うときに行われます。。

相手への最大のリスペクトを込めているとも言えますね。

カマテ、カマテ(Kamate, Kamate)

ハカのなかで、最も有名なのが「カマテ(Ka Mate)」。1905年に初めて試合で披露されました。

一般的なハカは「カマテ」であることが多いです。

【歌詞】
Kamate Kamate: 死ぬ、死ぬ
Ka ora Ka ora: 生きる、生きる
Tēnei te tangata pūhuruhuru: これがその毛むくじゃらの人間(力強い人)だ
Nāna nei i tiki mai whakawhiti te rā: 彼が太陽を引き寄せた
Ā, upane! ka upane!: 一歩上がれ、さらに一歩上がれ
Whiti te ra!: 太陽が昇る

この歌詞は、マオリ族の戦士が敵から逃れる過程を描いています。

カパ・オ・パンゴ(Kapa o Pango)

勝者と認めた相手にしか行わない、相手への最大のリスペクトを込めたハカが「カパオパンゴ(Kapa o Pango)」。

これはニュージーランド代表のオールバックスのために作られたハカです。2005年に、南アフリカ代表スプリングボクスとの対戦のときに、初めて披露され、話題を呼びました。

今回の開幕戦で披露されたのもカパオパンゴです。

Taringa whakarongo! いいか、よく聞けよ!
Kia rite! Kia rite! Kia mau! Hi! 準備しろよ!踏ん張れ!
Ki-a whaka-whenua au i a-hau! 大地と一つにしてくれ!
Hi! Au-e, Hi!(掛け声)
Ko Aotearoa e ngu-ngu-ru nei! ニュージーランドはここに激しく響き渡る!
Au, Au, Au-ë Ha!(掛け声)
Ko kapa o pango e ngu-ngu-ru nei! オールブラックスはここに激しく響き渡る!
Au, Au, Au-ë Ha!
I ahaha!
Ka tū te ihi-ihi恐れと向き合え!
Ka tū te wana-wana.恐怖と戦え!
Ki runga ki te rangi 天まで届く勢いで
E tū iho nei 戦い上がれ!
E tū iho nei. Hi! 高みを目指せ!
Ponga rä! シルバーファーン!
Kapa o Pango, オールブラックス!
Au-e, Hi!
Ponga rä! シルバーファーン!
Kapa o Pango, オールブラックス!
Au-ë, Hi!
HA!!!

ハナララ

歌詞の中の「シルバーファン」は「シダ」のことだよ。ニュージーランドを代表する植物なんですって!

ピョン子

ニュージーランドではシダはいろんなところに象徴として使われるんだよね。

動きに込められた意味を解説

ハカはただの歌詞や掛け声だけでなく、その動き一つ一つにも深い意味が込められています。

スクロールできます
動き意味
顔を引っ掻く動き戦士の勇気と力を象徴。
舌を突き出す敵に対する敬意。
拳を握り締める団結と力の象徴。
胸を叩く「ここには勇気と力がある」というメッセージを送るための動き。
目を見開く敵に対する挑戦として、自分たちの存在を強調するためのもの。

まとめ

今回はラグビーのニュージーランド代表オールブラックスのハカの意味、踊る理由や種類などについて解説してきました。

ラグビーワールドカップでニュージーランドの試合を見るときには、ぜひチェックしてみてくださいね!

この記事を読んで分かること

・ラグビーワールドカップ2023開幕戦のハカ
・ニュージーランド代表(オールブラックス)のハカの意味は?
・ニュージーランド代表(オールブラックス)のハカを踊る理由は?
・ハカの種類は?
・動きに込められた意味について

ハナララ

今日もお読みくださり、ありがとうございました!

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